オーブンで簡単につくれるドライトマト!
ドライトマトを手づくり
小腹が空いたとき、カロリーを気にせずつまめるおやつに最適。
トマト味の煮込み料理をつくるときは、昧に深いコクを与えてくれます。
刻んで野菜や魚介を炒める調味料に使うのも美味しい。
美容に効果のあるトマトのリコピンは食物繊維の壁の中にあり、生のトマトを食べても体内に吸収されにくい特徴がありますが、トマトやプチトマトを加工すれば、リコピンが吸収されやすくなります。
その加工とは加熱乾燥。
オーブンで加熱し、ドライトマトにすると、体内の吸収率が倍増します。
一般的に乾物には、栄養や旨味、香りが増し保存性が高まる利点が。
ドライトマトも同じで、旨味成分のグルタミン酸が増し、コクのある調味料になります。
もちろん、そのままヘルシーなおやつにも。家庭で簡単につくれますよ。
油に溶けやすいリコピンはオリーブオイル漬けで保存
つくったドライトマトは3日以内に食べきりたいですが、残った分はオリーブオイルに漬けて保存し、調味料として使いましょう。
熱が加わり、吸収されやすくなっているリコピンが油に溶け、いっそう吸収率が高まります。とくにオリーブオイルは、加熱によるリコピンのシス化を腸管内で促進させるので、体内の吸収率がさらに高まります。
ドライトマトとオリーブオイルの相性は、味覚・栄養・保存の全面で抜群です。
材料(つくり置きしやすい分量)
トマトまたはプチトマト……200~300g
オリーブオイル……適宜
つくり方
1 トマトまたはプチトマトは洗つてへ夕をとり、トマトはスライス、プチトマトは縦半分に切る。
2キッチンペーパーの上に切り口を下にして置き、水気をとる。
3天板にオーブンシートを敷き、薄くオリーブオイルを塗って、2を、切り口を上にして並べる。
4 140°Cに温めたオーブンに入れ、40分程度焼き、出てきた水分をペーパータオルなどで吸いとり、さらに30分~1時間焼く。
5そのまま風通しのよい場所で乾燥させる。※トマトの大きさによって焼く時間を加減しましょう。