血圧が気になり始めたら、血管と血液を若返らせ、血圧を下げるはたらきのある食べ物をどんどん食べるべき!
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高い食材は何かを知り、新しい食習慣に変えて自力で血圧を下げ 積極的に選んで食べましょう。
食べ物に含まれる栄養素がもつ機能を重視して食べましょう。
とくに、血管と血液を若返らせる抗酸化作用のある食べ物、血管を拡張して体全体の血流を改善してくれる食べ物、塩分排出をうな
がして減塩を助ける食べ物、エネルギー代謝を活性して減量に一役買ってくれる食べ物などは、「病気になりたくない、クスリを飲みたくない」人の強い味方です。
また、お腹の調子を整えて解毒や排泄をうながし、トイレでの血圧悪化や免疫力の維持・向上に貢献してくれる食べ物もあります。
これらは1度にたくさん食べるのではなく、毎日、過不足なく食べ続けることが大切です。
高血圧を予防するなら、まず「食」の新しい習慣を身につけることから始めましょう。
血圧降下にはたらくビタミン・ミネラル
血圧を下げるには、減塩、減量、運動の3つが大原則ですが、食事についていえば、ただ塩分を控えるだけではなく、血圧を調整するはたらきのあるビタミンやミネラルをバランスよくとり、相乗効果をはたらかせたいところ。
例えば、体内の塩分を排出する作用のある栄養素をとれば、減塩がラクに続けられ、食事の楽しみが増します。
とくに血圧降下にはたらくビタミンは、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンE。
3つのビタミンはいずれも強い抗酸化作用をもち、一緒にとると動脈硬化を防ぎ、血管を拡張するなど、血圧を下げるはたらきが増します。
この組み合わせは「ビタミンACE」と呼ばれ、合わせてとるのがいいビタミンと、ぜひ覚えておきましょう。
ビタミンAはレバーや魚の肝、野菜に多く含まれています。
必要に応じて体内でビタミンAに変わるカロテノイド・β‐カロテンは赤黄色野菜に豊富です。
ビタミンCは野菜や果物全般、ビタミンEは植物油やナッツ類に多く含まれています。
ミネラルでは、カリウム、カルシウム、マグネシウムに、とくに血圧を下げる作用があります。
これらの中で、まず知っておきたいのは塩分を排出する作用のあるカリウム。
食塩として摂取したナトリウムの腎臓での再吸収を抑え、尿によって排出するのをうながします。
芋類や野菜、果物、海藻類など幅広い食品に豊富です。
そしてカルシウムは、不足すると骨から血液中に溶け出す過程で血管の筋肉の収縮を招き、血圧を上げる原因に!
日本人のカルシウムの摂取量は、長らく必要量を満たしていないことが分かっているので、とくに意識して、効率的にとる必要があります。
マグネシウムは、カルシウムの吸収をうながし、カリウムの作用を助けるはたらきがあります。
カルシウムは牛乳や 小魚類に、マグネシウムは海藻類や豆類に多く含まれていますよ!
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