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たまごは脳の活性、筋力向上、骨の強化などの機能成分が備わり、小さな子どもからお年寄りまで、あらゆる年代の人に積極的に食べてほしい食材です。

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 たまご(鶏卵)には、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルなどの栄養素がバランスよく含まれます。

よい成分として、水溶性のビタミン様物質のコリンがあげられます。コリンは、コレステロール付着を抑制するレシチンのもとになる成分です。たまごは体内に吸収されやすいかたちで含んでいます。

 また、たまごの卵黄には、抗酸化作用が含まれます。体の中の活性酸素をとりのぞくはたらきをし、血管の機能を若々しく保ちます。

 

たまごの鮮度を保つには尖った先の方を下にし、冷蔵庫の中で保存します。

調理する前に常温に戻し、使う直前に殼を割るのが、さらに美味しくするコツ。

加熱しすぎると消化が悪くなるので、ゆでたまごにするなら半熟に。ちなみに殼の色は、親鳥の品種の違いによるもので、栄養の多さには関係ありません。

 たまごを食べるとコレステロールが増える。決まり文句のように言われてきた言葉に、実は根拠はないことが分かりました。

 厚生労働省が5年ごとに改定・発表している「日本人の食事摂取基準」の2015年版からは、それまで明記されていたコレステロールの1日の目標量がなくなりました。

 その理由は、「たまごの摂取量と体内コレステロール量との関連はわずかであり、また、たまごと・虚血性心疾患や脳卒中による死亡率、・動脈硬化性疾患罹患、・冠動脈疾患罹患との関連も認められない」と結論づけられたから。汚名返上です。

 そもそもコレステロールは有害な物質ではありません。体内にある約60兆個以上の細胞をつくる材料となり、不足すると免疫力が低下し、ガンなどさまざまな病気の原因になります。

 

コレステロールは体の機能にかかわる大事な物質であることから、それをつくる肝臓では、体内におけるコレステロール量が常に一定になるよう、食べ物から摂取される量とバランスをとり、つくる量を調整しています。

たまごの摂取においても同じことが言えます。 たまごは「完全な栄養食品」と言えるほど、栄養素が豊かでバランスの整った食品です。

1日2個を目安に食べましょう。

 

 

 

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