納豆は栄養価の高いだいずと納豆菌が醸す、 日本古来の健康食品。冷蔵庫に常時ストックを!
納豆に含まれる納豆キナーゼは、納豆をかき混ぜたときにできるネバネバ部分に含まれる夕ンパク質分解酵素。
納豆を発酵させる過程で生まれる成分です。夕ンパク質に直接はたらきかけて分解し、 血液をサラサラにします。
納豆を毎日食べ続けると、血流が促進される効果も認められ、高血圧予防として信頼できる加工食品です。
納豆には塩分排出機能のあるカリウムのほか、パントテン酸も含まれます。パントテン酸は、ビタミンの1種で代謝にかかわる補酵素のコエンザイムAをつくる成分になるもの。
エネルギー代謝改善に欠かせないビタミンで、減量を支えます。
薬味を工夫し、味の変化を楽しんで毎日食べましょう。
納豆といわれるのは、糸引き納通豆のこと。丸だいずとひきわりの2種類あります。だいずそのものより栄養価は上回りますが、薬味に青じそを加えると、納豆にないビタミンAとビタミンCが足され、ビタミンACEの組み合わせが完成します。
納豆特有のにおいが気になるなら、しょうがを追加。においを和らげて、食べやすくしてくれます。
また、納豆だけでなく豆類全般が期待できる食材ですから、いろいろな調理法、味で食事にとり入れて。ごはんにも、パンにも合う豆カレーは、一度に数種の豆をとりやすいメニューで、おすすめです。
納豆キナーゼ
血液をサラサラにして、血流をうながし、酵素のはたらきは、加熱すると弱ってしまうので、そのまま、よく混
ぜてねばりを出して食べましょう。
カリウム
ミネラル・カリウム。食塩のとりすぎで高くなっている血圧を下げるはたらきをします。体内のカリウムは大量に汗をかくと
排泄されるので、暑い日やスポーツの後は意識的にとって。
パントテン酸
ビタミンB群のひとつ、パントテン酸は、エネルギー代謝とストレス緩和にはたらきます。このほか善玉コレステロールを
増やしたり、免疫力を高めるはたらきもあるため、あらゆる生活習慣病予防に欠かせません。